フィルタを使ってキーワードの検索クエリ数を調べる

ウェブマスタツールの検索クエリレポートではフィルタ機能を活用してキーワードの検索数を調べることが可能

全体の表示回数とクリック数が継続して上昇しているのでその内訳も調べて公開してみる

2014/3/2 ~ 2014/4/28までのデータ

Googleウェブマスタツールとアナリティクスのデータを公開しながらブログを書いています。

ブログを開始してから6ヶ月を経過した。アクセス数は上昇率こと小さいものの順調に増加を続けている。本エントリーは、Googleウェブマスタツール 検索クエリレポートの3回目の公開となる。

表示回数が継続して増加を続けている。

search-query-wmt

前回のグラフと比較してみると

  • 桁が違う
  • 継続的な増加

上記2点が確認できる結果となった。水平に赤線を引いてある箇所は土日が該当し、前回に引き続き本ブログでは表示回数が休日に減少することが確認できた。

この現象は、ブログにエントリーしてある内容が平日のビジネスパーソン向けの内容になっているため、休日に検索クエリ数が減少すると判断している。

ITのテクニカルな話題は、平日のビジネスパーソン向けの情報と考えているため、土日向けの記事も公開できないか模索している。

表示回数は増加し続けているが内訳を見てみると減少しているキーワードが存在する

前回に引き続き検索クエリレポートで前向きな結果を公開することができた。しかしながら、全体のグラフを見て喜ぶ気には全くなれない。そのため、EOの観点から全体の中の詳細を確認してみることにした。

検索クエリレポートにはフィルタ機能が備わっているので、それを利用して内訳の一部を調べてみた。

全体的には増加の一途でありながら減少が確認できたキーワードの検索クエリ数を公開する。

angular-serach-query

上のグラフは、同期間における「angular」というキーワードの検索クエリレポートになる(本ブログではangular.jsというフレームワークについて記事を書いている)。

4/19以降大きく増加しその後減少に転じている。検索クエリ数全体では増加を続けていてもフィルタ機能を利用して内訳を確認してみると、正反対の結果になっているキーワードが本ブログに存在した。

ウェブマスターツールを利用して上の現象に気付いた時、直感的に変だなと思った。その理由として、4月に入ってからangular.js関連の記事が複数ブックマークされており、アクセス数も伸び始めた矢先の出来事だったという点を書いておきたい。

ソーシャルブックマークが集まり出してアクセス数が増え始めたのに、なぜ表示回数が減少するのだろうか?

その理由は検索エンジンの順位が上昇してから下がったためと考えて間違いないだろう。

上昇した理由はソーシャルで共有され始めたことが要因として考えられる。では、下がった要因はなんだろうか?

  • 記事が役に立たないから?
  • つまらないから?
  • 記事の質が低いから?

この件については、angular.jsの記事を継続して公開し続けることで様子を見ていきたい。目立った進捗があればブログでデータを公開する予定。

ウェブマスターツールのフィルタ機能を活用すれば、キーワード別に表示回数やクリック数の推移を確認することができる。そのデータを参考に強化すべきキーワードをベースとした記事を書くための判断をすることができる。