Googleウェブマスターツールのコンテンツキーワードから意図しないキーワードを除外
変な単語がリストアップされているなと思ったが・・
Googleウェブマスターツールには、コンテンツキーワードというページがあり、
サイト内で最も重要なキーワードの一覧を確認することができる。コンテンツキーワードを確認することで、ブログの記事ページがグーグルからどのように判断されているかがわかるのである。
実際に、Webエンジニアブログのコンテンツキーワードを確認してみた。すると見覚えのないキーワードがリストアップされているのである。
上の画像は、本ブログのコンテンツキーワードなのだが、10番目に
cite
という単語がリストされていることに気付いた。しかしながら、ブログを書いていて、この単語を入力した記憶が全く無いのである。
WordPressの検索機能があるので、上の単語を検索してみた。
http://dim5.net/?s=cite
予想どおり、
見つかりません
と表示された。ところが、ページを表示してブラウザの検索機能を使って検索してみたところ、意外にもciteがヒットしたのである。
コメントフォーム下の定型文にciteの文字があるけど
citeという単語がどこに書いてあったかというとコメントフォームの下に確かに書いてあった。
定型文として3つもciteが書いてあって、その定型文がすべての記事ページに書いてあった。そのため、コンテンツキーワードとしてGoogleに
重要なキーワード
として認識されたのであろう。
で話を終わりにしてもよいのだが、Googleの公式ページにコンテンツキーワードのページがあるのでそちらも確認してみた。
この記事で書いている実例を前提とすると釈然としない説明をしているなと判断できる。特に、
一部のキーワードは、Google によって定型文や一般的な言葉と見なされ、キーワード リストから除外される場合があります。実際に除外されるキーワードはサイトによって異なります。
と説明しているが、コメントフォーム下の定型文の一部の単語がコンテンツキーワードのトップ10に入っている事実をどう解釈すればよいのだろうか。除外されるキーワードがサイトによって異なるとあるが、どうでもいいキーワードを重要とみなして、本来ブログのテーマに合致しているキーワードを除外したりしていないのだろうか?
citeに関するコンテンツを一度も書いていないブログ管理者としては、気になるところだ。
定型文を削除・置換
このコメントフォーム下に表示される定型文は、WordPressの公式テーマを利用しているブログには必ず含まれている定型文だと思われる。そのため、SEO対策などを気にしている人は、定型文を消すなり置き換えるなりして対応をしておくことがおすすめ。
今回は、WordPressのcomment_form_defaultsフィルターフックを利用して置換することにした。
function comment_form_engineer_blog( $defaults ) { $title = single_post_title(null, false); $defaults["comment_notes_after"] = "<p class='form-allowed-tags'>".$title."にコメントを投稿</p>"; return $defaults; } add_filter( 'comment_form_defaults', 'comment_form_engineer_blog' );
記事のタイトルを取得して、置き換える文章にタイトルを設定したのが上のコードになる。
Googleウェブマスターツールのコンテンツキーワードに「cite」が入っている人が他にもいたら下のコメントフォームから連絡してほしい。