xampp1.8.3でphpredisを有効化する
xampp1.8.3(PHP5.5.11)環境にphpredisをセットアップする方法。
phpredisをextensionとして有効化するためにはigbinaryも同時に有効化する必要がある。
ダウンロード
- phpredis
- igbinary
双方ともにpeclのサイトからダウンロードすることができる。しかし、現在のところpeclの以下のURLからダウンロードしたdllでモジュールを有効にすることは、xampp1.8.3(PHP5.5.11)環境においてできなかった。
- http://windows.php.net/downloads/pecl/snaps/redis/2.2.4/
- http://pecl.php.net/package/igbinary/1.1.1/windows
Windows版のPHP5.5.11でphpredisを有効化するために、以下のURLからphp-5.5.11をダウンロードした。
http://phpdev.toolsforresearch.com/php-5.5.11-Win32-VC11-x86.zip
インストール
展開するとextディレクトリがあり、その中に
- php_igbinary.dll
- php_redis.dll
が含まれているので、xamppをインストーラで標準セットアップしている場合には双方を
C:\xampp\php\ext
にコピーする。
php.iniの設定
拡張dllを配置したらphp.iniで読み込みの設定を行う。
extension=php_igbinary.dll extension=php_redis.dll
apacheの再起動を行えばphpredisが有効になる。
phpinfoで確認
phpinfoを利用してphpredisが有効になったか確認する。xamppの場合は、
localhost/xampp/phpinfo.php
で表示することが可能。
igbinary
redis
phpredisを使ってみる
phpinfoでphpredisが有効化されていることを確認できたので、実際にPHPのコードを書いて試してみる。
公式なドキュメントはgithubのサイトで確認できるので、その中の一部を試す。
$redis = new Redis(); $redis->pconnect('127.0.0.1', 6379); var_dump($redis->info()['redis_version']);
上のPHPコードをredis.phpとして作成し、
C:\xampp\htdocs
に配置する。
localhost/redis.php
にアクセスすれば、Redisサーバのバージョンが確認できる。Redisサーバが起動していない場合は、Redis2.6のセットアップを参考に起動する。
ベーシックなkey/valueストアの例は以下のとおり
$redis->set('foo', 'foo_value'); $r = $redis->get('foo'); var_dump($r);
Windows版のPHP5.5.11でもphpredisを動作させることができる。