WordPressをSNS化するプラグインbuddypress2をインストールし日本語化する
インストール手順
buddypressのインストールについて書いてみる。
環境は、WordPress3.9日本語版 + buddypress2.0という組み合わせでインストールを行う。実際のところ、プラグインとしてコピーして終了というわけにはいかなかった。
ダウンロードとインストール
buddypressのプラグインディレクトリからbuddypress2.0をダウンロードした。
ダウンロードしたzipファイルを展開するとbuddypressというフォルダがあるので、
wp-content\plugins\buddypress
としてコピーする。配置後の階層は画像のようになる。
buddypressプラグインの有効化
プラグインの配置が完了したら有効化する。以下の画像は有効化した直後の画像になる。
上の方に、
BuddyPress is almost ready. You must update your permalink structure to something other than the default for it to work.
というエラーメッセージではないが、パーマリンク構造を標準以外のものに変更するよう案内表示が出た。そのためパーマリンク構造をデフォルト以外のものに変更した。
設定 → パーマリンク設定
から
投稿名 http://wordpress3.9ja-single.local/sample-post/
という形式の構造に変更した。この変更により、上のメッセージは表示されなくなった。
メッセージが表示されなくなったらbuddypressの機能を確認してみる。
buddyrpressの機能確認
buddypressをインストールすると、プロフィールのドロップダウンに
- Activity
- Notification
といった機能が追加される。
試しに、
/members/username/profile/
にアクセスしてみると、プロフィール画像やユーザー名が表示される。ユーザー情報が表示されず、Not Foundが表示される場合には、Webサーバの設定を調整する必要がある。
mod_rewriteの調整
Not Foundが表示されてしまいbuddypressの機能を利用できない場合には、Webサーバのconfで
AllowOverride All
を設定することでエラーを回避することができるが、mod_rewriteで対応することも可能。具体的には、以下のようにVirtualHostを設定した。
<VirtualHost *:80> ServerName wordpress3.9ja-single.local DocumentRoot "C:\xampp\htdocs\vhost\wordpress3.9ja-single" DirectoryIndex index.php <Directory "C:\xampp\htdocs\vhost\wordpress3.9ja-single"> <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteBase / RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d RewriteRule . /index.php [L] </IfModule> AllowOverride none Require all granted </Directory> </VirtualHost>
mod_rewriteを利用して、AllowOverride none の状態で運用することもできるようだ。
buddypressの日本語化
日本語化パックは、以下のURLからダウンロードすることができる。
http://i18n.svn.buddypress.org/ja/trunk/
- buddypress-ja.mo
- buddypress-ja.po
双方のファイルをダウンロードし、
wp-content\plugins\buddypress\bp-languages
に配置すれば日本語化される。
総じてインストールは簡単にできるはずだが、サーバの設定によりNot Foundになる場合があるのでその点は注意したい。
先ほどのつづきなのですが、buddypressホルダーの中に、「db-languages」というホルダーがなく、自分で追加したのが良くないのでしょうか?とっても困っております。