Xampp環境でログインできなくなったがsession_saveをdbに設定したところ問題は解消した
トラブルが発生した環境
Magento CE 1.9.0.1 + Windows8 + xampp1.8.3(PHP5.5.11)
上のシステム構成でMagentoをインストールして利用してみたのだが、管理画面にログインできなくなったり、できたりする現象に遭遇した。
暫定的な解決方法になるが、セッションデータを標準のファイル管理からデータベース管理に変更したところ安定的にログインできる状態になった。
バーチャルホストの設定
<VirtualHost *:80> ServerName magento.local DocumentRoot "C:\xampp\htdocs\vhost\magento" DirectoryIndex index.php <Directory "C:\xampp\htdocs\vhost\magento"> Options Indexes FollowSymLinks AllowOverride all Require all granted </Directory> </VirtualHost>
magento.localというローカル用のドメインを設定してMagentoをインストールした。バーチャルホストは上の通り設定した。
トラブルの内容
firefox, Chrome, IE10でログインできないトラブルを確認した。firefoxの場合は、
ログインしようとすると
接続がりせットされました
上のエラーが表示され、MagentoのAdmin Panelにログインできないというトラブル。
解決方法
記事の冒頭に書いた通り、
セッションデータをデータベース管理に変更
することでとりあえずはトラブルを回避することが出来る。
session_saveを変更するためには、
app\etc\local.xml
の
<session_save><![CDATA[files]]></session_save>
を
<session_save><![CDATA[db]]></session_save>
に変更する。
変更後は、Magentoのキャッシュファイルを削除する必要があるので、
var\cache
に配置されているキャッシュデータをすべて削除し、再度ログインをすると問題なくログインができる。
セッションデータをMemcachedに変更してもログインできなかった
セッションデータをデータベースに変更して一時的にトラブルを回避できることを確認できた。
session_saveをmemcachedに変更してログインを試してみたのだが、filesの場合同様ログインできないトラブルが発生した。しかし、セッションデータはmemcached上に作成されている状態になっていた。
filesとmemcachedによるセッション管理のトラブルが解決したら記事にする予定です。