ローカルにインストールする方法と無料サーバを利用してインストールする方法
WordPressをローカルにインストール
Hostingerという無料プランのあるホスティングサービスを利用してみたので、ローカルへのインストール方法と合わせて書いてみることにした。
想定する環境
Windows8にインストールされたXAMPP(1.8.3 PHP5.5.11)にWordPressをインストールします。
ダウンロード
公式サイトからWordPress3.9.1日本語版をダウンロードしました。
ファイルの配置
ダウンロードしたzipファイルを展開して
C:\xampp\htdocs\vhost\wordpress391ja2
にコピーします。コピー後のフォルダ階層は画像のとおりです。
バーチャルホストの作成
バーチャルホストを新規に作成してWebで閲覧可能な状態にします。XAMPP1.8.3でバーチャルホストをセットアップする記事は以下のURLから閲覧することができます。
今回は、httpd-vhost.confに以下設定を行いました。
<VirtualHost *:80> ServerName wordpress391ja2.local DocumentRoot "C:\xampp\htdocs\vhost\wordpress391ja2" DirectoryIndex index.php <Directory "C:\xampp\htdocs\vhost\wordpress391ja2"> AllowOverride all Require all granted </Directory> </VirtualHost>
ServerNameなどは好きなものを設定することが出来ます。
hostsの設定
バーチャルホストの設定時にServerNameとして
wordpress391ja2.local
というホスト名を指定しましたので、そのホスト名でアクセス可能な状態にします。
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
を開いて
192.168.0.2 wordpress391ja2.local
上の一行を追加します。
ブラウザからアクセス
ブラウザから
wordpress391ja2.local
上のURLにアクセスします。
画像のエラーが表示されるので、wp-config.phpを作成します。
wp-config-sample.php
を
wp-config.php
にリネーム(ファイル名の変更)するか、wp-config-sample.phpをコピーした上で、wp-config.phpにファイル名を変更します。
データベース接続確立エラー
wp-config.phpを作成したらブラウザの更新ボタンでページをリロードします。
データベース接続確立エラー
が表示されるので、wp-config.phpでDB接続情報を設定します。
define('DB_NAME', 'wp391ja2'); define('DB_USER', 'admin'); define('DB_PASSWORD', 'password'); define('DB_HOST', 'localhost');
事前にWordPress用のデータベースを作成しておく必要があります。上の接続情報の場合は、
wp391ja2
という名前のデータベースにWordPressがインストールされます。
必要情報の入力
ブラウザの更新ボタンを押すとようこそページが表示されます。
必要情報を入力して
[WordPressをインストール]
をクリックします。
インストール完了です。
無料サーバHostingerにインストール
Hostinger
Hostingerという無料のレンタルサーバを利用してWordPressをインストールしてみます。Hostingerには、各種アプリケーションの自動インストール機能があり、最新版のWordPressをコントロールパネルから簡単な操作でインストールすることが可能です。
Hostingerのページにアクセスします。
ユーザー登録
上のページからユーザー登録を行うことができます。
登録後、確認用メールが送信されます。メールに記載されているリンクをクリックすると登録が完了します。
オレンジ色で囲った[注文]ボタンをクリックして無料プランをオーダーします。
次にレンタルサーバセットアップを行います。
希望するサブドメインとパスワードを入力して次へ進みます。
注文確認画面が表示されますので、利用規約に同意して注文ボタンを押します。
WordPressの自動インストール
セットアップが完了すると下の画面が表示されます。
この時点で設定ぢらドメインにアクセスするとHostingerのwelcomeページを確認することが出来ます。
上の画像のオレンジ色で囲った
自動インストール機能
からWordPressのオートセットアップを行うことが可能です。
WordPressのマークをクリックすると自動インストールを設定するページが表示されます。
標準の設定のままインストールを行うとルートディレクトリにセットアップすることが出来ます。インストールボタンを押すと自動インストールが始まります。
Hostingerの自動インストールでWordPressをインストールすると、wp-config.phpの作成やデータベースの設定なども込みでインストールされます。そのため、自動インストール完了後、ブログの公開ページと管理画面の双方のURLにアクセスすることが出来ます。
自動インストールは、5~30分ほど時間がかかるようです。