Task Schedulerのサービスを無効化する

Windows8でTask Schedulerがグレーアウトになっていて無効化できない

コンピュータの管理とコマンドプロンプトの両方で無効化することができず

Task Schedulerのサービスを無効化しようとしたのだが、ボタンを押すことができずに操作することができなかった。

コンピュータの管理 → サービスとアプリケーション → サービス

でTask Schedulerのダイアログを表示すると下の画像の状態になっており、サービスの停止操作ができないようになっている。

task-scheduler-diisabled

停止することができなければ、スタートアップの種類を無効に変更することもできない状態になっている。

コマンドプロンプトからscコマンドは拒否された

GUIではなく、コマンドプロンプトからWindowsサービスを操作するコマンドがあるので、以下のコマンドを実行してみた。

SC CONFIG SCHEDULE start=disabled

Task Schedulerのスタートアップの種類を無効にするためのコマンドになるが、実行したところ拒否されてしまった。コマンドプロンプトを管理者として起動した状態で実行してもコマンドは拒否されてしまった。

レジストリを編集することでサービスを無効化

GUIからもコマンドプロンプトからもサービスを無効化できない場合は、レジストリを編集することで、サービスを無効化することが可能。

Task Schedulerをレジストリから無効にする場合は、

regedit

でレジストリエディタを起動し、以下のパスに移動する。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Schedule

その中に、

start

という値があり、

スタートアップの種類を自動にしている場合は、値のデータが”2″

にセットされている。

スタートアップの種類を無効にしたい場合は、手動にて値のデータを”4″

に変更する。

変更後、PCを再起動するとTask Schedulerのサービスは無効化された状態で起動し、タスクスケジューラーは利用できない状態となる。

Task Schedulerの無効化ではなく個別のタスクを無効にするのがおすすめ

利用しているパソコン環境により異なるのかもしれないが、Task Schedulerのサービスを無効化すると、うまく動いていた機能が利用できなくなる可能性がある。

Task Schedulerを無効にすることで、必ずしも必要のないタスクが実行されなくなり、PCのCPU負荷減少に伴う高速化が期待できますが、Task Scheduler全体を無効にするよりも、

個別のタスクを無効にする方法で対応するのがおすすめ

です。

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