Windows8.1のthinkpad E135でディスプレイドライバをインストール中に強制終了となった
再起動中自動修復となるが修復できず起動できない状態になる
Windows8.1にアップデートしたのでLenovoのsystem updateも実行してみたところマシンが強制終了してしまった。
AMD Radeon HD 7310のデバイスドライバをインストール中に突然画面が暗くなり再起動を始めたので、問題はドライバにあるのかなと予想できた。
正確には、一度はパソコンが強制終了となるもOSの自動修復機能で正常に起動できる状態になった。しかし、2度目にsystem updateでドライバをアップデートした際には、上で書いたように自動修復にも失敗し通常の状態では起動できない状態となった。
ドライバに問題があると断定できる場合には、
セーフモード
という機能を利用して、OSが起動に必要な構成のみでマシンをブートすることが可能。Windows8にもセーフモードは備わっている。
今回の場合は、再起動すると自動修復機能が始まってしまい失敗する状態となったのだが、
自動修復でPCを修復できませんでした
の画面で、
詳細オプション
をクリックすることでセーフモードへと進んでいくことができる。
詳細オプション → スタートアップ設定 → 再起動をクリック → 起動後の画面で4をクリック → セーフモードで起動へ
セーフモードで起動したらドライバをロールバック
セーフモードで起動したらデバイスマネージャを開いて、
問題のドライバを右クリック → プロパティをクリック
ドライバを元に戻す
をクリックすればアップデート前のドライバの状態に戻すことができる。ドライバのアップデートに問題があった場合には、ここまでの操作で通常に起動できる状態となる。
system updateで提供されているドライバのバージョンが古いのが原因?
アップデート前と後のドライバのバージョンを調べてみたのだが、キャプチャ画像を用意したので載せてみることにする。
上の画像はロールバック後の正常起動時のキャプチャ画像なのだが、system updateで提供しているドライバのバージョンの方が過去のものになっている。そして、このアップデートを行うと強制終了となり起動できない状態となる。
パソコンに不慣れな初心者ユーザーの方はおそらく独自に解決できないトラブルとなるのではないだろうか。