WordPressのユーザーIDがコンテンツキーワードで強めに認識されている模様
ウェブマスターツールを確認
WordPressのユーザーアカウント名(ログインID)がコンテンツキーワードとして強く認識されるようになってきた。
時期的には、1ヵ月ほどくらい前からGoogleのウェブマスターツールでコンテンツキーワードとしてユーザー名が上位にランクインするようになった。下のがその画像
17番目に
dimension
というコンテンツキーワードがランクインしている。
自分でもなんでこのログインIDにしたのか不明なのだが、少なくともこのアカウント名がコンテンツキーワード上は
重要なキーワード
として認識されていることになる。
そのため、SEOの観点から
WordPressのユーザー名は、SEO対策したいキーワードとするのがおすすめ
ということになる。
ユーザー名は後から変更できるか?
管理画面の
プロフィールの編集
というページを確認したところ、
ユーザー名は変更できません
と表示されていた。しかし、ニックネームというものが別に設定できるようでこちらを変更することでユーザー名によるSEO対策が可能かは未確認な状態。
今回は、WordPressの著者ページのURLが変更されることを懸念しているため、テーマファイルをカスタマイズする方法でユーザー名によるSEO対策を講じることにした。
ユーザー名はページのどこに書いてあるのか?
コンテンツキーワードで強く認識されているユーザー名はページのどの部分に記載されているのだろうか?おそらくその部分をSEO的に強く認識していると考えられるので、その部分を明確にする必要がある。
上の画像の[編集]と書いてあるリンクの左か右に著者ページへのリンクが非表示になるように書いてあってその部分のHTMLが下のコードになる。
<span class="author vcard"><a class="url fn n" href="http://dim5.net/author/dimension" title="dimension の投稿をすべて表示" rel="author">dimension</a></span>
このコードのaタグのアンカーテキストを
dimensionからsome-keyword
に変更することで、コンテンツキーワードからdimensionを消すことができ、そして、some-keywordを上位にランクインできると予想できる。
カスタマイズ
上で載せたHTMLは、WordPressの公式テーマで使われているタグになるので、公式テーマを利用していない人には参考情報になってしまう。
Twenty Thirteenの場合は、テーマの関数(functions.php)の
twentythirteen_entry_meta()
を調整することで、アンカーテキストを変更することが可能。
printf( '<span class="author vcard"><a class="url fn n" href="%1$s" title="%2$s" rel="author">%3$s</a></span>', esc_url( get_author_posts_url( get_the_author_meta( 'ID' ) ) ), esc_attr( sprintf( __( 'View all posts by %s', 'twentythirteen' ), get_the_author() ) ), get_the_author() );
上のコード内のget_the_author関数でユーザー名を取得しているので、手動で下のように書き換える。
printf( '<span class="author vcard"><a class="url fn n" href="%1$s" title="%2$s" rel="author">%3$s</a></span>', esc_url( get_author_posts_url( get_the_author_meta( 'ID' ) ) ), esc_attr( sprintf( __( 'View all posts by %s', 'twentythirteen' ), 'some-keyword' ) ), 'some-keyword' );
some-keywordにSEO対策したいキーワードを設定することになる。
この変更により、少なくともウェブマスターツールのコンテンツキーワードからdimensionは消すことができると判断している。すでにSEOとはかけ離れたキーワードでユーザー名を設定している人は試してみてはいかがだろうか。
繰り返しになるが、おすすめなのは利用するテーマにもよるが、SEO対策したいキーワードでログイン名を構成する点になる。