WordPress 内部リンクのアンカーテキストを最適化する

続きを読むのアンカーテキストを自動で記事のタイトルに設定

検索エンジンから「続きを読む」のキーワードが強く認識されているため内部リンクを調整

Googleウェブマスターツールのコンテンツキーワードで「続きを読む」が強めに認識されている。

実際にコンテンツキーワードの画面キャプチャを用意したので載せてみる。

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WordPressの記事一覧系のページで、コンテンツの一部を表示した上で「続きを読む」のアンカーテキストでリンクを表示する形式にしているため、内部リンクとして強く認識されていることが判断できる。

このケースでは、「続きを読む」のアンカーテキストを記事タイトルへ変更することで改善が期待できる。

内部リンクのSEO対策をthe_content_more_linkで行う

WordPressの「続きを読む」のアンカーテキストをカスタマイズするためには、

the_content_more_linkフィルターフック

を利用することで、カスタマイズすることが可能。以下のコードをfunctions.phpに追加する。

function modify_anchor_text() {
  $title = get_the_title();
  return '<a class="more-link" href="'.get_permalink().'">'.$title.'の続きを読む</a>';
}

add_filter( 'the_content_more_link', 'modify_anchor_text' );

get_the_title関数を利用すれば、記事一覧ページであっても個別の記事タイトルを取得することが出来る。

記事タイトルのみをアンカーテキストにしたい場合は以下のようにコードを調整する。

return '<a class="more-link" href="'.get_permalink().'">'.$title.'</a>の続きを読む';

アロー矢印(→)を表示しつつ多言語化することもとりあえずは可能。

return '<a class="more-link" href="'.get_permalink().'">'.$title.'</a> '.__( 'Continue reading <span class="meta-nav">&rarr;</span>', 'twentythirteen' );

上のコードは、テーマがtwentythirteenの場合に、続きを読むの文字を多言語化対応した状態で、アンカーテキストを記事のタイトルに変更するコードになる。

Googleウェブマスターツールのコンテンツキーワードで続きを読むが強く認識されている場合には、SEOの観点からアンカーテキストの調整を検討するのがおすすめ。

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