WordPressの構造化データエラーはSEOにマイナスか否か

ウェブマスターツールの検索のデザイン → 構造化データで継続的にエラーが上がっていた

データタイプhatomでエラータイプ:updatedがありませんが発生

WebエンジニアブログのWMT(ウェブマスターツール)に何ヵ月も前から

構造化データのエラーが上がっていたが、原因が分かったので対処した。

検索のデザイン → 構造化データ → エラータイプupdatedがありませんを選択すると画像のようにエラー一覧が表示される。

structured-data-updated

WordPressの公式テーマTwenty Thirteenの場合は、以下の方法でこのエラーに対処できる。

エラーの回避方法

構造化データエラーを回避するためには、HTMLを修正する必要があり、

<div class="entry-meta">
<span class="date"><a href="http://wordpress391ja.local/article1/" title="article1 へのパーマリンク" rel="bookmark"><time class="entry-date" datetime="2014-08-09T15:26:24+00:00">2014年8月9日</time></a></span>

修正を追加する部分は上ののコードの、

<span class="date">

にupdatedというclass属性を追加することでエラーを回避できるようになった。具体的には、HTMLが下のコードになるようで修正した。

<span class="date updated">

Twenty Thirteen

Twenty Thirteenの場合は、fuctions.phpに

twentythirteen_entry_date

という記事のメタデータ部分のHTMLをまとめて出力する関数で設定されているので、その部分をカスタマイズする。

twentythirteen_entry_date関数内の以下のPHPコードで問題のspanタグを出力している。

$date = sprintf( '<span class="date"><a href="%1$s" title="%2$s" rel="bookmark"><time class="entry-date" datetime="%3$s">%4$s</time></a></span>',
  esc_url( get_permalink() ),
  esc_attr( sprintf( __( 'Permalink to %s', 'twentythirteen' ), the_title_attribute( 'echo=0' ) ) ),
  esc_attr( get_the_date( 'c' ) ),
  esc_html( sprintf( $format_prefix, get_post_format_string( get_post_format() ), get_the_date() ) )
);

HTMLのコードを修正した場合と同様に、class属性にupdatedを追加する

$date = sprintf( '<span class="date updated"><a href="%1$s" title="%2$s" rel="bookmark"><time class="entry-date" datetime="%3$s">%4$s</time></a></span>',
  esc_url( get_permalink() ),
  esc_attr( sprintf( __( 'Permalink to %s', 'twentythirteen' ), the_title_attribute( 'echo=0' ) ) ),
  esc_attr( get_the_date( 'c' ) ),
  esc_html( sprintf( $format_prefix, get_post_format_string( get_post_format() ), get_the_date() ) )
);

Twenty Thirteenの場合には、上の修正をすることで、個別記事ページだけでなく、

トップページ
カテゴリページ

などのアーカイブ系のページでもエラーが発生を回避することが可能。

コードを修正した結果SEOが向上するか検証可能になった

上の修正を行った結果、ウェブマスターツールで検知されていたエラーは、画像のように減少を開始した。

2日後

structured-data-error

3日後

structured-data-error-reduce

コードを修正して以降、エラーは減少を開始した。

構造化データエラーが検索順位に与える影響は無いものと考えているが、エラーを回避することで、Web検索の順位に影響があった場合には、ブログで記事にする予定。

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