xampp for windowsでmemcachedの値を管理する
memcachedには専用のコントロールパネルが存在する。コンパネにアクセス可能にしておくと便利な場合があるので利用方法を書いてみたい。
memcache.php stats like apc.php
source
使い方
インストール
ダウンロードして展開すると
memcache.php
というファイルがあるので、それをxamppのwebサーブのルートディレクトリにコピーする。
今回の場合は、
C:\xampp\htdocs
にコピーしたので、
C:\xampp\htdocs\memcache.php
となった。これでインストールは完了ですが、memcache.phpを開いて設定することがあります。
セットアップ
memcache.phpを開いて、以下の部分を編集します。
define('ADMIN_USERNAME','admin'); // Admin Username define('ADMIN_PASSWORD','pass'); // Admin Password define('DATE_FORMAT','Y/m/d H:i:s'); define('GRAPH_SIZE',200); define('MAX_ITEM_DUMP',50); $MEMCACHE_SERVERS[] = 'localhost:11211'; // add more as an array //$MEMCACHE_SERVERS[] = 'mymemcache-server2:11211'; // add more as an array
今回編集したのは、ユーザー名とパスワード、そして、$MEMCACHE_SERVERSというmemcachedが稼働しているサーバのアドレスを変更した。$MEMCACHE_SERVERSはデフォルトの設定だと接続できず、
Cant connect to:mymemcache-server1:11211
というメッセージが表示されるので注意が必要。
管理画面へアクセス
編集したらブラウザから、
にアクセスすると管理画面が表示され、キャッシュサーバの状態確認やキャッシュデータの管理を行うことができる。例えば、
variables → Slab Id → key名
とクリックして進んでいけば
delete
というリンクが用意されたページが表示されキャッシュデータの削除を行うことができる。実運用においては、variableの数は多数に膨れ上がることになるため、上記のようなデータ削除の仕方をすることは少ないかもしれない。