Internet Explorerの互換表示をapacheで無効化する
ieには互換モードという機能があり、ie9を利用していながらie7モードで表示することができたりする。しかし、常に最新バージョンのInternet Explorerでwebを表示したい場合には、
X-UA-Compatible
というメタ情報を利用して、ieの互換モードを制御することができる。
X-UA-Compatibleを利用して互換表示を制御するには、htmlのmetaタグを利用する方法とwebサーバ側でヘッダとして出力する方法がある。個人的に利用しているのは、apache(webサーバ)でヘッダ出力する方法で以下のようにhttpd.confに設定している。
BrowserMatch "MSIE" msie-latest Header add X-UA-Compatible "IE=100" env=msie-latest
1行目でieの場合にはmsie-latestという変数を設定している。2行目でmsie-latestという変数が有効な場合には、ieを最新の状態でレンダリングするためのヘッダを出力するように設定している。
上の設定が無い場合には、最新版のieを利用しているユーザーにも互換モードが有効となり、ユーザーによってはie7モードで閲覧しているという状況が発生する可能性がある。そのような状態を防ぐために必要なノウハウなので忘れないようにしたい。