世界史視点で日本史を学べるおすすめ本6選

教科書には載っていない日本の歴史を研究する

日本史を日本国内限定で考えていても真実にはたどり着けない。なぜなら、世界は繋がっていて同時進行で世界は動いてきたからです。

地球支配階級が仕掛けた悪魔の金融恐慌ビジネス

2011/2 学研パブリッシング 著者:鈴木啓功

地球支配階級?
悪魔?

題名が笑える系だが、内容は充実している。

すでに書いたが、「世界史の中の日本史」を意識するきっかけを与えてくれた本。

  • 1492年 コロンブスのアメリカ大陸発見
  • 1582年 本能寺の変

世界史レベルで考えた場合には、上の2つの出来事に関連があるとして、織田信長を殺したのは外国勢力説を支持している。

この本に書いてあることがデタラメなのか、真実に通じるものがあるかを判断するのは読者自身。

南北朝こそ日本の機密 現皇室は南朝の末裔だ

2013/4/11 成甲書房 著者:落合莞爾

日本史の授業では、影が薄い南北朝時代について深く知ることが出来る一冊。

教科書では教えてくれない専門的な日本史について書いてある本ですが、ベースとなる知識として教科書の日本史を理解していることが前提なので、意外にも教科書の歴史もしっかりと勉強する必要性を迫られるハイレベルな歴史書。

南光坊天海と徳川家康の関係や江戸に幕府を開いた理由などについても書いてある本です。

闇に葬られた歴史

2013/10/29 PHP研究所 著者:副島隆彦

その真実はどうにもわからない。そして、学界などでは、「このことについては、こういうことになっているのだ」ということでアンタッチャブルにし、思考停止させている向きもあるようである。つまり、歴史には「触れてはいけないこと」が、たくさんあるのだ。それは、「日本書紀」に書いてあることが(事実のわけがないのに)信じるに足るとされていたり、「本能寺の変」で、なぜ織田信長の遺体は見つからなかったのか……というようなことだ。本書で、著者は、こうした日本史の、「みんながこと立てしないようにしていること」にあえて踏み込み、思考を縦横に重ねてゆく。そこから湧いてくるのは、歴史への本当の興味であり、そして、歴史を学ぶということへの醍醐味である。歴史の真の面白さに迫る一冊。

本能寺の変の黒幕をイエズス会として、英雄織田信長がなぜ暗殺されたのかを説明している本です。徳川家康は途中で別人に入れ替わったとする

世良田元信 = 徳川家康説

についても知ることが出来ます。

明治維新の極秘計画 「堀川政略」と「ウラ天皇」

2013/4/11 成甲書房 著者:落合莞爾

教科書に書いてある明治維新について説明がなんだったのか考えさせられる一冊ではあるが、書いてある内容のレベルが高すぎるので、一度読んでも完全に理解することは出来なかった本。

天皇のスパイ

学習研究社 2009/08 著者:高橋五郎

“天皇のスパイ”と呼ばれる男がいた。第二次大戦中、二重三重スパイとして、世界を股にかけた男、アンヘル・アルカッサル・デ・ベラスコだ。なぜ、大日本帝国は、アジア各地から莫大な財宝「黄金の百合」を収奪したのか?なぜ、ドイツと日本は戦争に“負けなければならなかった”のか?そして、天皇とはいったい何者なのか?ベラスコが生前、筆者だけに語った驚くべき情報をもとに、現代日本と世界を覆うタブーを抉り出す。前作『天皇の金塊』、『天皇の金塊とヒロシマ原爆』の原点ともいえる衝撃の一冊。

ベラスコという実際に存在した人物が語った内容を基に、第二次世界大戦のタブーについて書いてある本です。深すぎる闇について書いてあります。

日本のいちばん醜い日

成甲書房 2007/7/21 著者:鬼塚英昭

1945年8月14日から15日の二日間に発生した「8・15宮城事件」、世にいう「日本のいちばん長い日」徹底抗戦を叫ぶ陸軍少壮将校たちが昭和天皇の玉音盤の奪取を謀って皇居を占拠したとされるクーデターで、森赳近衛師団長が惨殺される。この惨殺はなぜ決行されたのか?いつ、どこで殺害されたのか?遺体はどう処理されたのか?膨大な史料と格闘しながら真相を追っていくうちに著者は、この事件が巧妙なシナリオにのっとった偽装クーデターであることを発見した。この日本という国に、依然として残る巨大な「タブー」に敢然として挑戦する。

この本の賛否は両論だと思いますが、戦争を経験した世代の人は経験していない世代の人よりもスムーズに読み進めることが出来る本だと思われます。600ページを超えるボリュームを読破してみましたが、10%程度しか理解できなかった本です。

教科書でおしえてくれない日本史を知るためには、世界史と日本史の教科書の知識も必要になります。

これらの書籍に書いてある情報の真偽性については、読者が判断することですが、日本の歴史を日本国内限定の学問として考えるのか、世界史の中の日本史と捉えるのかで、歴史観が変わってきます。

本記事でおすすめした本は、世界史レベルで日本史を学べるおすすめ本です。

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