サイトへのリンクが激増したことによるSEO効果

ソーシャルバズを起こしたページの外部リンク数が激増していたことが判明

ソーシャルリンクエコシステム

先月末にソーシャルで軽度のバズが発生した記事を書きました。

ソーシャルメディアでシェアされた場合のSEO効果

記事の中で書いてみたのですが、検索順位の上昇だけでなく、ウェブマスターツールのデータのリンク設定でシェアされた記事のタイトルが強く認識されるようになったという現象が確認できました。

そして、Googleウェブマスターツールの以下の項目をあらためて確認してみたところ

  • リンク数の最も多いリンク元
  • 最も多くリンクされているコンテンツ

双方の項目に大量にリンクされていることを示す項目が表示されていることに気づきました。

webmaster-back-links

hatena.ne.jpからの被リンクが1万を超えており、その数のほとんどが、先日ソーシャルバズを起こしたページの被リンクになっています。

2位以降の被リンク数が数十となっていることを考慮すると、1万という数字がとても大きい数字であることが分かります。

リンク元のドメイン

リンク元のドメイン上位とその数について確認してみます。

link-domain

ほとんどのリンク元がhatena.ne.jpであることが確認できますが、ソーシャルでシェアされたことによってhatena以外のドメインからも少数ではありますが被リンクを獲得できたようです。

これらのドメインからの被リンクが検索順位を急上昇させたと考えて問題無いでしょう。また、シェアの仕方によって、被リンクが生じる仕組みが存在し、その仕組みが

ソーシャルリンクエコシステム

を構成している可能性があります。

そのため、ソーシャルメディアを検索流入に活用する場合には、このエコシステムに自サイトを乗せることで効率的にアクセス数を増加させることが出来るのではないでしょうか。

検索順位のその後

ソーシャルバズの影響により検索順位が上昇しましたが、2週間ほどして検索順位がどのように変化したのか確認します。

search-rank

10月末に45位まで急上昇した後順調に下がり続けています。

このことから、

ソーシャルでシェアされたことによるSEO効果の持続性は低い

と判断できます。

ソーシャルバズによる継続的なSEO効果を得るためには、絶えずソーシャルバズが生じる仕組みに自サイトを組み込んでおく必要があります。

ソーシャルリンクエコシステムの存在を認知した上で、その仕組みにブログやサイトを乗せる手段を得ることが出来れば、ソーシャルメディアから高いSEO効果を得ることができるのではないでしょうか。